前へ
次へ

天台宗から分派した、日蓮宗における葬式の流儀

死者を弔うことは、厳かな儀式行為となります。
葬式は、参列者や遺族は黒の喪服を着用し、僧侶は青紫系の色彩の衣装を着て死者を弔うことになります。
日本における葬儀は、宗派によって流儀は異なりますが、比叡山延暦寺で修行した日蓮を開祖とする日蓮宗(別称・法華宗、総本山は山梨県身延町の身延山久遠寺となります)においては、葬儀は修行の一種とされます。
 故人に対する修行としての葬儀では、南無妙法蓮華経(これが、法華宗を日蓮宗の別称とする主な理由となっているようです)を御題目としており、霊山浄土で釈迦牟尼仏と会って成仏できるというのが日蓮の教えとなります。
日蓮宗では、焼香は三回に亘って行われるのが一般的です。
これは御遺族の場合は必須条件となりますが、参列者に関しては三回に亘って行う必要はないとされます。
線香を立てる形式では、1または3本立てをするのが礼儀となります。
 日蓮宗では、御香典は死者に対して御供えする金品となります。
御香典の表書きは、御霊前あるいは御香典と記します。
無宗教あるいは仏教以外の信者の場合は、御香料あるいは御霊前としますが、日蓮宗では御霊前とします。
49日以降の法要では、御香典あるいは御仏前とします。

Page Top