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浄土真宗(一向宗)における葬式の流儀

人が死んだ場合、医師による死亡確認、死亡確認が行われた後に初めて葬儀会社の手配をすることによって葬式が行われます。
日本においては、宗派によって葬儀の仕方が異なります。
京都市に在る本願寺(通称・西本願寺であり、山号は龍谷山で世界遺産に登録されています)で有名な浄土真宗(通称・一向宗、親鸞聖人が開祖)では、葬儀に関する概念は厳粛さがあまり感じられないとされています。
 一向宗では、出家(師僧から戒律を授かり、家庭生活や世俗から決別して仏教入りすること)という概念はなく、肉食妻帯が認められているのが特徴です。
戒律(生物を殺さない、物を盗まない、不倫や浮気をしない、嘘をつかない、酒類を飲まない)を守らなくても良く、衆生(生きるもの全て)は悪であり、阿弥陀仏の救済の対象とする、というのが一向宗の流儀となります。
 一向宗の葬儀は、位牌を祀らないのが特徴的です。
授戒行為は無く、極楽往生への報恩感謝をするのも一向宗ならではの葬儀形式となります。
西本願寺を主とする本願寺派では、焼香は一回切りで済ませ、真宗本廟(通称・東本願寺で、本願寺の後に建立された寺院)を主とする大谷派では焼香は二回行います。

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